* 秘湯・銭湯column〜ノエルの湯けむり旅情

ノエルでも、話題にのぼることの多い温泉話。 
このページでは、私が今までに訪れた事のある温泉や銭湯をコラムにして、紹介していきます。  書いてある順番は、順不同です。

*温泉のうれしい効果

【物理効果】

@温熱効果
温いお湯に浸かることで気持ちを鎮め、リラックスさせる働きをする副交感神経を刺激し、心を落ち着かせる。 また体が温まり、温泉成分が皮膚を通じて皮下に入ると血管は拡張し、新陳代謝が高まり、老廃物の排泄を促す。

A浮力効果
浮力により体が軽くなり(空気中の9分の1)、手足の動きが楽になる。 
運動機能障害などに温泉療法が有効なのは、浮力効果と温熱効果で筋肉の血行を促し、筋緊張を和らげ、手足の動きが容易になるからである。

B水圧効果
水圧を受け血管が圧迫され、静脈内の血液が心臓のほうに押し上げられるため(ポンプアップ効果)、血液の還流が十分に行われて、心臓から押し出される心拍出量も増加する
⇒酸素や栄養が体内の各組織へ十分に供給される
⇒老廃物や炭酸ガスを早く体外に排出しやすくなる
⇒筋に溜まっていた代謝物質が運び出され、疲労がやわらぐ。

*但し、心肺機能に不安のある人は、負担をかけないように、半身浴か寝湯が良いでしょう。



【転地効果】
日常生活とは離れて、恵まれた環境で自然の刺激を五感に受けることにより、
脳の内分泌系や、呼吸や消化等の生命活動をつかさどる自律神経系中枢を覚醒させる
⇒新しい環境に身体が適応するためのメンテナンス活動がはじまる
⇒精神的疲労・ストレス・病気などに良い影響。

*転地効果は、科学的には、100`以上離れた場所に、1週間から10日滞在すると免疫力があがるとされていますが、リフレッシュという意味では1〜2泊でも気分が変わりますし、その程度の気軽さで良いと思います♪



【薬理効果】
主な泉質の特徴(どの泉質にも通ずる一般適応症は省略)
泉質 特徴 主な温泉地(なるべく近場の)
単純泉 一般に無色透明、無味無臭。他に比べて温泉濃度が薄め。日本で一番多い泉質 箱根、伊豆長岡、鬼怒川その他たくさん。
重曹泉 アルカリ性で皮膚の角質層を軟化、乳化させる。脂肪あ分泌物を落とすので「美人の湯」と呼ばれる。 綱島、麻布十番、祖師谷大蔵
重炭酸土泉 カルシイウム・マグネシウム含有で鎮静効果があり、炎症を抑えたりもする。 鳩の湯(群馬){≒重曹泉}
塩化物泉 塩分が皮膚に付着する為、保温効果が高く、湯冷めしにくい。 虚弱体質によい。 湯河原・熱海・上山(山形)・塩原・鴨川 その他たくさん
酸性泉 殺菌効果が高く、水虫・皮膚疾患によい。 日本特有の泉質。 但し、過敏な人は注意。 草津。
{*玉川(秋田)は超強酸}
硫黄泉 独特の匂いがあり、刺激も強め。 末梢血管拡張作用があるため、高血圧・皮膚病にもよい 但し、過敏な人は注意。 日光湯元(栃木)、
万座(群馬)、、、
硫酸塩泉 動脈硬化によい。 又、皮膚の再生をはかるので、切り傷・火傷によい。 伊香保、四万、尻焼、猿ヶ京
放射能泉 痛風やリウマチによいといわれる 湯治宿も多い。 栃尾又(新潟)、
増富ラジウム
含鉄泉 月経障害等、婦人病によい。 飲用で貧血によい。 長良川、関(新潟)
→泉質については、表記方法が色々あるので、だいたい聞いたことのあるようなものにしました。 温泉地については、同じ地域でもいくつかの種類がでている温泉もあり、同じ湯でもいくつかの泉質にまたがる所もございますので、その点ご承知おきくださいませ。
(↑管理人が行った事のある湯や目をつけている湯を載せてみた、というところです。)

森林の香り、鳥や虫の声、川のせせらぎ、海のにほい、どこまでも続く水平線・・・、そんなまほろばが日本全国津々浦々に散在。  さすがは温泉大国ニッポン。 自然の恵みに感謝です。

ひとつちょっぴり悔しいのは、女性であるがゆえ、野趣満点のお風呂にて、存分に自らの野性をさらけだすことができないことであります。  例え、自分が平気だとしても、それは時に、秘湯でくつろぎたい他の男性陣に肩身の狭い想いをさせてしまうこともあるようです。  同じ秘湯好きとして、そんな状況を作ってしまうのは、なんともいたたまれないのです。。。 

*秘湯・温泉編
  1. 福島県 不動湯温泉、川上温泉
  2. 大分県 塚野霊泉、赤川温泉
  3. 群馬県 鳩の湯温泉
  4. 栃木県 女夫渕温泉 八丁の湯 
  5. 栃木県 大丸温泉
  6. 栃木県 北温泉
  7. 尻焼温泉、花敷温泉
*銭湯・スパ編








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